MySQLの構築
前回、EC2インスタンスを起動するところまでできましたので、今回はMySQLのインストールと設定をしていきたいと思います!
(前回の最後にsshで接続できるようにしましたので、sshで接続した後の説明になっています。)
今回はMySQLのバージョン8.0をインストールしていきます。
MySQLのインストール
それでは、まずリポジトリの追加ですね。
AmazonLinux2ではデフォルトではMySQLをインストールできないので、リポジトリを追加してあげる必要があります。
sudo yum localinstall https://dev.mysql.com/get/mysql80-community-release-el7-1.noarch.rpm -y
このリポジトリには各バージョンが入っているので8.0のみ有効にするしていきます。
sudo yum-config-manager --enable mysql80-community
(他のバージョンが参照されてしまう場合は、
sudo yum-config-manager --disable mysql57-community
で無効にできますよ。)
リポジトリの登録ができたので、インストールしていきましょう!
sudo yum install mysql-community-server -y
念のためにバージョンを確認しておきましょう。
mysqld --version
バージョンが8.0になっていればOKです。
MySQLの設定
さて、インストールできたので次は環境設定をしていきますよ。
まずはMySQLを起動して、再起動しても自動で起動してもらうようにします。
sudo systemctl start mysqld.service
sudo systemctl enable mysqld.service
状態を確認してみましょう
systemctl status mysqld.service
「running」になっていれば起動は完了です!
次はMySQLにログインしwordpress用のユーザーの作成していきます。
それぞれのインするためにrootユーザーのパスワードを確認しておきましょう。
cat /var/log/mysqld.log | grep password
後程使うのでパスワードをメモしておいてくださいね。
パスワードが分かったところでログインです。
mysql -u root -p
パスワードを聞かれるので先程メモしたものをコピペしてログインしましょう。
そのままのパスワードでは作業しようとしても「パスワード新しくして!」とアラートが出てしまうのでパスワードの変更をしておきます。
ALTER USER root@localhost IDENTIFIED BY 'パスワード'
rootのパスワード変更したらwordpress用のデータベースとユーザーを作成します。
こちらもWordPressのインストールの時に使用しますので忘れないように必ずメモしておきましょう!
CREATE DATABASE データベース名(一般的にはwordpress)
CREATE USER 'ユーザー名'@localhost IDENTIFIED by 'パスワード'
このままでは何の権限もないので権限を付与してあげます。
GRANT ALL on wordpress.* to 'ユーザー名'@localhost WITH GRANT option;
flush privileges;
MySQL8.0ではパスワードの認証方法が変わってしまっていてあとで困るので認証方法を変更しておきます。
ALTER USER estate@localhost IDENTIFIED WITH mysql_native_password by 'パスワード';
これでMySQLの環境構築は終了です!
MySQLのインストールと設定まとめ
パスワードやユーザー名等を変えていただけたら後はコピペでインストールと設定ができるようになっています。
それぞれのコマンドの意味が分からなかった場合は調べながらやっていくと学習が定着していくので、おすすめですよ。
もし、不明な点や、ここおかしいよなどありましたら下記のツイッターアカウントまでご連絡いただけるとありがたいです。
一人でやってみたけどわかんないわ!!という方もお気軽にご連絡ください!