最近ではPythonやGo言語などのプログラミング言語と共に人気急上昇中の言語が「Rust」です!
「PythonやGo言語は聞いたことあるけどRustって何?」という方もいらっしゃるかと思いますが、Rustはこれからプログラミングを勉強していくプログラミング初心者の方にはぜひ知っておいてほしい言語の一つです。
どのプログラミング言語を勉強したら良いかわからないという方の選択肢の一つになるのではないかなと思います。
本記事では、難しい技術の話はほどほどにしてRustの特徴とどんなことができるのかを踏まえておすすめの入門書をご紹介いたします。
【Rustの特徴】
プログラミング初学者の方で勉強する言語に迷っているという方の選択肢の一つとして知ってもらえれば幸いですが、同じ静的言語のGo言語に比べると学習コストは高めです。
なので、焦らずにゆっくりとプログラミングを勉強したいという方におすすめなのがRustです。
それでは、Rustの特徴を簡単に説明していきたいと思います。
Rustの特徴その1:処理速度が早い
RustはC/C++を使っていた方がRustに乗り換えるということが多いのですが、Rustを採用する理由の大きな要因になっているのが、処理速度がC/C++と変わらないという点です。
Javaですら処理速度だけで言うとC/C++に劣ってしまうことがありますが、Rustは処理速度はそのままでC/C++に比べると簡単に書くことが可能です。
私は普段Pythonを書いていますが、そこでよく言われるのが処理速度が遅いと言われてしまうので、処理速度が速いのはやっぱり魅力的ですよね。
Rustの特徴その2:コンパイル時に仕様のチェック
Rustは静的な言語ですのでコンパイルを行いますが、そのコンパイル時に仕様に合わせてポインタや参照のライフタイムや使用範囲をチェックしてもらえます。
プログラミング初学者の方は何がいいのか分からないという感じだと思いますが、開発を行っているとついついこれでいいかなと妥協してしまうことが少なくありません。
最後に直せばいいでしょくらいの感覚なのですが、これがミスにつながってしまいます。その点Rustではコンパイル時に仕様に合わせてチェックしてくれますので、その時に修正しないといけません。
多少開発が面倒になってしまいますが、最終的には仕様に合った安全なプログラムが組めます。
Rustの特徴その3:メモリ管理ができる
最近の高級言語ではメモリの管理までやることは少ないですが、開発によってはメモリの管理まできちんとやりたいという開発もあります。
そういったときに変数に寿命を持たせることができるRustは非常に心強い言語になってきます。
プログラミング初学者の方にいきなりメモリ管理といわれても難しかもしれませんが、じわじわとメモリ管理の安心感が分かってくるかと思います。
Rustの特徴まとめ
Rustの特徴をまとめますと、
- 処理速度が早い
- コンパイル時に仕様のチェック
- メモリ管理ができる
となります。初心者向けということで説明不足感が否めませんが、何となくRustの特徴が分かっていただけたら幸いです。
他にもRustのいいところはたくさんありますのでインストールして少し触ってみるといいと思います!
【Rustでできる事とは?】
特徴に関しては技術的な話して、プログラミング初学者の方はよく分からないという感じかもしれませんが、ここからはRustではどういったことができるのかを簡単に説明していきたいと思います。
事例としては、「FireFox」の検索エンジンの開発や「AWS Lambda」、「node.js」の一部でも採用されています。
他にも、医療系や工場系などのシステムを開発する時に型安全で処理速度を担保できるRustを採用するという場面が多いようですね。
基本的には、ミスが許されなくて処理速度も早くしたいという時に採用されることが多いようです。
PythonやGo言語に比べて学習コストや開発コストが高いので、安全性が求められる現場で活躍していきたいという方にはおすすめの言語です。
C++でいままで開発していたようなシステムは今後Rustが採用されていくのではないかといわれておりますので、将来性はあると思いますし、今後Rustが使えるエンジニアの需要は上がっていくと思います。
【Rustを勉強するのにおすすめの入門書】
これからRustを勉強していくという方におすすめの入門書をご紹介いたします。
プログラミング言語Rust入門
Rustの入門書はまだまだ数が少ないので、ほぼ一択になってしまっています。
他にいい入門書が出てきましたら随時更新していきたいと思います。
Rustまとめ
Rustの紹介をしてきましたが、Rustは初めてプログラミングをする方にとっては非常に高い壁になると思います。
習得までの期間を長めに設けてしっかり学習していけば今後のプログラミング学習が楽になることは間違いないので、私としてはおすすめしたい言語ではありますが、もし挫けそうになったらすぐに他の言語に変えていいと思います。
プログラミングの基本を押さえるためには最適ですが、プログラミングが嫌になってしまっては元も子もありません。
なので、無理なく進められるようにしていただけたらいいなと思います。
自分のモチベーションや周りの環境を考慮して勉強する言語を決めていただければと思います。
(Rustをおすすめしたいけど学習コスト高すぎておすすめしづらい…)
Go言語についても紹介していますので、そちらもあわせて読んでいただければ参考になるかと思います。
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