今年ももう少しで 新生活の時期となりますが、新型コロナの影響により物件探しやお引越しもなかなか思うようにいかない事が多いかと思います。
しかし、自粛してばかりもいられず夢や生活の為に引越しをしなければならない方の為に、今回は新型コロナ感染予防を意識してできるだけお買い物にいかずにできる引越し準備や、やること・気を付ける事をまとめてみました。
【引越し】極力外出をせずに引越し準備をする
2020年はコロナの影響による業務の変化や感染予防対策などで皆さん大変苦労される事も多かったと思いますが、2021年も引き続き油断できない状況が続いております。
筆者も訳あって県内ではありますが今年引越しをしたので、そこで実際にやった事をご紹介していきます!
引越し業者選びは費用・労働を考える
引越しする際に気にしたのやはり、このご時世なので「極力低費用」を最初に考え安い料金で引越しできるように考えていました。
そこで浮上したのが赤帽などの運送サービス。
赤帽ってかなり安い価格で引越しをサポートしてくれますが、そこで気づいたのはあくまで「引越しを一緒に行ってくれる」という事です。
どこの引越しサービスよりも低価格で評判も良いのですが、筆者は土日だけの短期引越しを希望していた為、安いとはいえど疲労度を考えると少し難しいのかなと思いました。
単身者で荷物が少ない場合は赤帽がとってもお得なのですが、エレベーターが無く大型家電も多いので、多少費用をかけても荷物を運び出してくれる業者を選ぼうという事になりました。
訪問見積りをする日に梱包材を貰う
まずは軽く電話で引越し見積りをしてくれるのですが、引越しに慣れていない方にとっては最終的な荷物量ってとっても分かりにくいです…。
なので、まずやることとしては訪問見積りをしてもらって、その日のうちに段ボールを受け取るようにしました。
ソファやテーブルなど組み立て式の家具が多く段ボールを取っていたのですが、どうやらそのままの状態で運んでくれるとの事なのでとても助かりました。
また、手続きの際に段ボールはあらかじめ確認していなかったのですが「段ボール類は今日受け取れますか?」と聞いた所、持っているとの事なのですぐに貰う事ができました。
その点が不安な方はあらかじめ手続きの時点で「その日に梱包材が受け取れるか」という点に関して聞いてみるとスムーズで良いかと思います。
基本的に袋は運んでくれない
これは私が実際初めての引越しで知らなかった事です笑
段ボールにできる限り詰めるようにとは言われていたのですが、いくつか紙袋にいれて封をしていました。
実際積み込みの時に言われたのが「袋に入った物は運べません」との事でした。
ちなみに箱自体は引越し屋さんの箱でなくても問題無く、あくまで形ある物は運ぶという訳です。
畳んでしまった箱類は運んでもらう事ができないので、あらかじめの対策と注意が必要となります。

【お掃除】家にある物でお掃除を始める
引越しのお掃除に関して「どの程度すれば大丈夫なのか?」と考える方も多いかと思います。
また、お買い物にいかずにできるお掃除方法をご紹介していきますので、お引越しの掃除でお悩みの方はご参考にして下さい!
我が家にあった掃除用品
お買い物にいかずに我が家にあったのは浴槽洗剤・トイレ用洗剤・石鹸・歯磨き粉・ジフ・マイクロファイバーのタオル・キッチンタオル・メラミンスポンジ・キッチンスポンジでした。
ただ、選択肢としてメラミンスポンジは傷をつけてしまう可能性があったため除外しました。
ジフに関しては前に全体掃除ができる洗剤を持っていないなぁと思い、コンビニに行って販売しいていたのがジフです。
ジフは昔からあるクリームクレンザーですが、カルトサイトという柔らかい天然成分を100%配合しているので、傷つける事無くキッチンなどの油汚れ・浴室などの水あかもしっかりと落してくれるのでおすすめです。
全体掃除できる洗剤はとても便利です。ジフ1本あれば大抵の汚れを落としてくれます。
手が荒れやすいのでゴム手袋なんかがあると良いかと思います。
浴室などの鏡のウロコは何で取る?
浴室や洗面所の鏡についている半透明の水垢をウロコと呼びますが、これはササっと拭いただけでは取れないんですよね。
これに関しては通販サイトで専用のウロコ取りが簡単なようですが私は既に猶予が無かったので、まずは酢と水を1:1で割った物をクッキングペーパーに浸して30分放置してみましたが、効果は感じられず…。
次に歯磨き粉を使いマイクロファイバーでクルクル拭いてみました。
そして、ちっとも取れていませんでした…笑
次に試したのがアルミホイルですが、新築物件という事もあったので正直とても不安でした。
せっかくなので作った酢水を使って、くしゃっと丸めたアルミホイルを漬けて優しくクルクルしてみたところ…取れました!!しかも傷もついていない!
温水で流すと更に落ちやすいので、最終的にマイクロファイバーで仕上げてとても綺麗になりました。
玄関タイル・床掃除は学校方式で
フローリングに関しては正直なところ、ほうきで吐き出してフローリングシートで拭くだけでも良いかと思います。
私の場合は、コロナ感染予防が気になる今、ホコリが空気中を舞うのが嫌だった事、部屋にやや湿気を感じていたのと料理による油汚れなどが気になったので、もう少しきちんと拭いて掃除しようと思ったからです。
とはいえあまり強い物で擦るとフローリングを傷つけてしまうので、私はジフとぬるま湯を使って柔らかいスポンジでサッと拭いてすぐにタオルで拭き取るという作業を繰り返しました。
玄関タイルは排水溝ブラシを使って真っ白になりました。
最終的に細かい汚れが取れてかなりキレイになったと思います。
ガス台周辺や水回りはキッチンタオルで
ここでもジフは大いに大活躍してくれます。
キッチンタオルは100均で3枚入りとかの物を使っていて、ジフをぬるま湯で薄めた物でひたすら拭き拭きするだけでかなり綺麗に落ちてくれます。
「ジフってすごい」ただ普通にそう思いました笑
コンビニでも置いている可能性が高いので是非ともおすすめします。
もちろん材質によって気を付けなければなりませんが、油汚れもや水垢もひと拭きでスッとおちてくれるので非常に万能でした。
【注意点】その他気をつける事って何?
ここまで普通に私の引越し体験をご紹介してきましたが、その他にも気を付ける事は結構あります。
できる限り人と接する事無くお引越しできるように、注意点をチェックしていって下さい!
物件探しの内覧はリモート形式が増えている
コロナの影響で遠くから内覧しに行くのも不安がありますが、近頃は管理者が実際に現地に行ってライブ形式で見せてくれるサービスが増えてきています。
これに関しては実際目で見たほうが確かではありますが、遠方の場合は交通費や宿泊費用・それにかかる食費など大幅に削減でき、移動の不安も解消されるので非常に多きなメリットと言えます。
オンライン内覧は気軽に予約できるし、契約に関する説明もリモートで、鍵も郵送してくれるので無駄な時間を要する事無く物件探しができるという事です。
どうしても実際に見たい場合は、じっくりとオンラインで選んで最終的な目星を着けてから内覧しにいくというのもアリかもしれません。
電気・ガスなどのお得なプランも見つけておく
引越し先で気になるのが生活費ですが、物件によっては変えられない場合も多くなっています。
少しでも費用を抑えていきたいのなら、どれを優先するか検討しておくと良いかと思います。
地域によってはガスが高いといった問題もあるので、そういった場合にできるだけそれ以外で費用を抑えられるプランを探してみましょう!
ちなみに私が住んでいた物件は寒冷地で、プロパンだったのですが上限制のプランだったので、ストレス無く暖が取れて非常に助かりました。
排水溝掃除には気を付けよう
コロナ感染対策として引越し掃除で気を付けなければならないのは排水溝です。
排水溝はアパートの構造にもよりますが、基本的に風が抜けている事が多く、温水の蒸気も上がってくるので注意が必要となります。
これは最近多い通気口も同じで、直接的に他の部屋と接していない場合はまだ安全とも言えますが、同じ位置にある場合や建物の内部と繋がっている場合は気を付けましょう。
ちなみに私は、排水溝用ハイターをする際にマスクをつけてサッとハイターを落としてその上からキッチンペーパーをのせて上蓋を載せました。
掃除中だからといって排水溝の開けっ放しは、外部からの蒸気を含んだ空気を部屋に取り込んでしまうので、あまり良い事ではありません。
引越しがスムーズに終わるように荷物をまとめておく
引越し業者さんが実際に家に来て運び出す際は、できる限り段ボールと家具を分けて運びやすいように準備しておきましょう。
これをしておくだけでかなりの時間短縮となります。
また、ウロウロする必要も無いので、一定の距離を保った状態で引っ越し作業を進める事ができました。
転入・転居届は臨時窓口も要チェック
現在ではコロナ対策として混雑を避ける為に、土日でも受け付けを行ってくれる窓口が開設されている地域もあります。
特に新生活の時期は混雑する事が多いので、引越し先の自治体のホームページをチェックしておきましょう!
床拭きなどに使用したタオルは処分しよう
外部からやってきた雑菌やほこりは床に溜まりやすく、加湿器など使用している場合は特に床掃除をした後のタオルは処分するのが望ましいです。
あまり人が来ていない部屋であっても外部からの訪問者や衣類についた菌類はひっそりと留まっている場合があり、床拭きの際は換気をして2重マスクをするなど対策を取ってお掃除しましょう。
少しでも安全にスムーズに!引越し計画を立てよう
新型コロナの影響により政府も引っ越し時期をずらせないか検討して欲しいといった呼びかけを行っています。
しかし、新社会人にとって企業側に打診する事もなかなかハードルが高く、業務によっては避けられない場合もあります。
また、2020年の12月に引越しをするという方も多く、引越しや移動など早目の行動をすることで少しでもリスク軽減をできるよう心掛けが必要です。
引越し業者も人手不足と言われているので、早目の検討・予約が必要となりそうですが、ピーク時期を避けられない場合の作戦も立てておきましょう。
“単身者なので全部購入する”という方も多い傾向にあります。
少しでもスムーズに安全に引越しができるように、やることや対策などしっかり準備していきましょう。
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